2026.03.19
中1生
檄文
◆ごまかさない
中1の最初の段階で、
- 宿題を写す
- 丸付けでインチキをする
- 小テストで満点を取れず、ひどい点数を取る(9割以下)
これら3つを注意された子で、その後、都立自校作成校に合格した子は、私の記憶にはほとんどいません。それほど要注意なことです。
これらはすべて「自分自身をごまかす行為」だからです。
◆勉強は自分との戦い
勉強には、自分自身との戦いという側面が多分にあります。
疲れていても、面倒でも、やらなければならない時があります。
○ 丸付けで間違えた問題には、向き合ってきちんと「×」をつける。
○ そして、できるようになるまで解き直す。分からなければノートや解説を読み込み、前の単元に戻ってでも調べる。
○ 最終的には、習ったこと、勉強したことをすべて覚える。
正直に言って、どれも面白い作業ではありません。
しかし、こうした地道な作業をやらない限り、残念ながら成績は上がらず、上位層へは行けません。
このような面倒な作業を避け、中途半端にこなすだけでは、成績が上がらないどころか、どんどん点数は下がっていきます。中学校の勉強は量も質も上がるからです。そして、勉強はさらにつまらなくなっていきます。
そうなってしまうと、もう挽回はほぼ不可能です。
◆自分がまいた種
勉強をつまらなくしているのは、自分自身です。
先ほど挙げた「自分をごまかす行為」を繰り返した結果、自ら「わざと」「あえて」勉強ができない方向へと進んでいるのです。
これは、悪い方向への「種まき」です。
これを「自分がまいた種」と言います。もともとはアメリカのことわざを訳した言葉です。
◆量が増えても丁寧にやることが上位校への近道
特に勉強量が増えた時、面倒になって適当に済ませてはいけません。
一流の人は、量が増えても仕事が丁寧で、質が落ちることはありません。
たとえば、客が増えて忙しくなると、どんどん仕事が雑になる店は「一流」にはなれません。
「あのラーメン屋、夕方に行くと店主が疲れていて味が適当だよ」
「あの美容師、土日の混んでいる時はカットがすごく雑だよ」
「あの外科医、手術が立て込んでいると失敗が増えるよ」
こんな状態では、到底プロとは呼べません。
一流の店は、365日いつ行っても、常に美味しいラーメンが出てくるし、素晴らしい髪型に仕上げてくれるものです。
皆さんがもし都立自校作成校を目指すなら、そこは高校受験における「一流」のステージです。合格するために必要な勉強量も、当然増えていきます。
量が増えた時に手を抜くようでは、上位校へは到達できません。
本日、「時間がなくて宿題ができなかった」「単語が覚えられなかった」という子がいました。
しかし、1週間でたった20個の単語が覚えられないようでは、中学では学年の最下層になってしまいます。
一般的に、定期試験の勉強は2週間前から始める子が多いようです。期末テストなら、その2週間で8〜9教科をこなさなければなりません。
1科目あたりの範囲は数十ページに及び、ワークやノートの提出もあります。
「1週間で20個の単語が覚えられない」
「1週間で1ページ分の宿題ができない」
この状態の記憶力のまま2週間で8教科の試験に臨んだら、どうなるか。
結果が学年最低レベルになるのは、容易に想像がつくはずです。
ですから、塾の小テストくらいは満点を取らなければなりません。
宿題も、丁寧な文字で取り組まなければなりません。
土曜日までの宿題は多めかもしれませんが、定期試験に比べれば大した量ではありません。
前回の数学の宿題がいい加減だった子には、ペナルティとして追加の宿題を出していますが、金曜日の祝日も活用すれば、きっとやり遂げられるはずです。
ぜひ、全力で取り組んでください。
ごまかさず、丁寧に。
これが3月の目標です。