1 「宿題をメモし忘れた」は、最大のロス
宿題をメモすることを忘れ、やってこられなかった子がいました。
これは非常にもったいないことです。どれだけ授業を受けても、家庭学習で定着させなければ、知識は指の間からこぼれ落ちてしまいます。
これらが準備されていないというのは、野球部の子がグローブやバットを買っていないのと同じ状況です。やる気あるのかなぁというレベルです。
2. 「時間が足りない」の正体は「スピード不足」
もうひとつ。「時間が足りなくて宿題が全て終わらなかった」という子がいました。
一見、仕方のない理由に聞こえますが、厳しい言い方をすれば、足りないのは時間ではなくスピードです。
確かに大変なのは分かります。本日回収した宿題ですが、一番速い子は1ページあたり9分。一番遅い子は1ページ48分掛かっていました。ざっと5倍の所要時間です。
ですから、同じ3ページという宿題でも、前者の子と後者の子では負荷が大違いでしょう。後者の子にとっては、相当大変なことは理解できます。(共感はしません)
しかし、だからこそ負荷を掛けて、周りの子と同じ量、あるいはそれ以上の量をやらなければならないのです。そうしないと、いつまでもスピードは遅いまま。他の子よりも時間がかかるのなら、他の子よりも多く練習をしなければ差は開く一方です。
成長への近道は、地味なことの積み重ね
「時間が足りない」を言い訳にせず、今目の前にある「負荷」と戦ってください。
3 英作文テストが覚えられない子
前回の授業で英作文の小テストを行いました。条件は以下の通りです。
- 問題数は、たったの6題。
- 事前に解説済み。
- 解答も配付済み。
- テストがあることも予告済み。
- 本番では、問題の順番も単語も一切変えていない。
つまり、事前予告されたページ(たった6文)をそのまま再現すれば満点が取れる。そんな「最高の準備」を整えて送り出しました。
それなのに。結果は、6題中1つ、あるいは2つしか書けていない子が数名いました。
正直に言います。この状態では、どんなに優れた指導法もお手上げです。
「教える」のは私の仕事ですが、「覚える」のは皆さんの仕事です。
塾の役割は、理解を助け、効率的なやり方を提示し、背中を押すことです。しかし、最後にその知識を自分の脳に刻み込み、テストで再現するのは、他の誰でもない「生徒側」の責任です。
「やり方がわからない」のではありません。「時間がなかった」のでもありません。やる気の無さを、方法論に転嫁してはいけません。前回のテストが出来なかったのは、単なる「準備不足」であり「甘え」です。
次回はきちんと勉強してくること。
ただ、勉強法や技術論が好きな少年少女のために一応やり方も提示しておきます。
「書けない」なら「書く」のをやめてみる。
英作文が苦手な子への処方箋
「英作文のテストになると手が止まってしまう…」
実は、書けない原因は「知識不足」ではなく「アウトプットの順番」です。手順を変えることで解決するかもしれません。