進学塾キャラベル

2026.03.31

中3Aクラス

中3Bクラス

檄文

【西東京市/キャラベル】「受験まであと1年」という勘違い

◆思っている以上に、時間はない

「子供」と大人を分ける特徴はいくつもありますが、その一つが 時間感覚の甘さ です。

子供は経験が少ない分、

  • ・残された時間がどの程度あるのか
  • ・時間の流れがどれくらい速いのか
  • ・その時間でどれだけのことができるのか

こういった「見積もり」ができません。

たとえば、中学受験生。

11月下旬の模試でC判定・D判定が出ると、親も塾も一気に焦り始めます。

「このままだと間に合わない」

という危機感が一気に現実になるからです。

しかし、当の本人はどうか。驚くほどノホホンとしている。エンジンがかからない。

なぜか。

大人にとっては
「受験まで残り2ヶ月しかない」ですが、

子供にとっては
受験は「来年の話」だからです。

この「ズレ」こそが、結果を大きく左右します。

幼さとは、言い換えれば時間感覚の無さ です。

これは中3生も同じです。
「まだ時間がある」「このままやれば伸びる」そう思っている子が非常に多い。

◆1日3時間の真実

たとえば、中3Bクラス。
毎日3時間近く塾で勉強していることで、「このままいけば成績が上がる」と感じているはずです。

ですが、あえて厳しいことを言います。
今のペースで勉強しても、簡単には成績は上がりません。むしろ下がる可能性すらあるんです。

なぜ、そんなことが起きるのか。
それは「作業密度」が圧倒的に低いからです。(量が足りていないということ)

皆さんが1~2時間かけてやっている量は、昨年の中3Aクラスであれば
30分程度で終わる量です。

さらに今年の中3は、Aクラス、Bクラスともに定期試験の点数と模試(実力)がリンクしないタイプ、いわゆる「実力が伴っていない層」が多いと見ています。

実力がない子とは、「学校のワークを丸暗記して点数を取っているだけの子」のことです。このやり方では、模試や入試で全く通用しません。とりわけ、西東京市より西側の地域は、23区や武蔵野・三鷹地区に比べて定期試験が簡単なことで有名です。多摩地区では、武蔵野市、三鷹市は別格ですが、それ以外の市で5科目450点を取っていたとしても、必ずしも実力があることの証明にはなりません。

実際、

  • 定期試験で5科目450点前後
  • しかし偏差値は50前半

こういう子は毎年一定数います。(特に2年前は顕著でした)

このタイプは、9月以降一気に崩れます。(模試だけでなく、定期試験でも失敗してくる)

◆逆算すれば、1科目に残されたのは「6週間」

では、残り時間を現実的に見てみましょう。

皆さんの感覚では「受験は来年2月」かもしれませんが、私の感覚では残り約45週間 です。

しかし、この45週間はフルでは使えません。

  • 定期試験対策:10週間
  • 体調不良(インフル・コロナなど):1〜2週間
  • 学校行事(修学旅行・合唱コン・部活):約2週間

差し引くと、受験勉強に使えるのは約30週間

……ここで一度、止まって考えてください。

これを5科目で割ると、 1科目あたり、たったの6週間。

英語だけでも、

・中1・中2の総復習
・中3内容の理解
・長文対策
・英単語暗記
・英作文
・リスニング
・スピーキング
・過去問演習

8項目あります。これを6週間でやり切れますか?

答えは明確です。普通にやっていたら、間に合いません。

◆春休みは「脱落」か「並走」かの分水嶺

だからこそ、春の段階でどれだけ「量」を積めるかで勝負はほぼ決まります。

今年の中3生の現状を考えると、春期講習で勉強量を一気に引き上げられない場合、自校作成校はかなり厳しくなる子もいます。春期講習は復習の場ではなく、自校作成校や難関校への脱落者を決める第一次予選のようなものです。

入試本番まで待たず、早期でリタイア・脱落します。

時間は、思っている以上にありません。
この春で差を埋められなかった場合、その差はほぼ最後まで埋まりません。

今すぐ、机に向かってください。

まずは今日です。今日だけで良いから「勉強量を2倍」にすることから始めてみましょう。
今のペースでは成績が下がる可能性が高いですが、ここから変えれば十分に逆転できることも付け加えておきます。

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