Teaching Policy
指導方針
塾を創ったきっかけ
塾を創ったきっかけは、以前勤務していた塾で指導していた生徒たちの言葉でした。それは「石崎先生(塾長)が全科目教えてくれたらいいのに…。」
大きな塾や個別指導塾では、学生講師や専任講師が中心となって授業を行います。もちろん、塾長も授業に入ることはありますが、私が最後に勤務していた塾の塾長やブロック長の主な仕事は、新人講師の研修や経営(教室運営や新教室展開)に関するものが中心でした。実際、教務に関する仕事(授業やプリント作成)は、業務全体の20%もありません。いや、10%以下だったかもしれません。それが大手塾の幹部レベルの仕事内容です。
私が以前勤めていた塾で塾長を務めていた時は、1人あたり20時間以上に及ぶ新人研修を行っていました。しかし、それでも授業の質は講師により様々で、授業を理解できない生徒が大勢出てきてしまうのが現状です。そして、連日、私の所へ質問に来る生徒が後を絶ちませんでした。その時に言われたのが、冒頭の言葉です。「最初から全部塾長(石崎先生)に教えてほしい。」・・・そうした言葉を言われることが年々増えていき、それだったら自分の塾を創ってしまおうという結論に至りました。
進学塾キャラベルの塾長である石崎は、大学受験の講師(現代文)、家庭教師、個別指導の教室長、進学塾の塾長、中学受験塾の講師と経験してきました。これらすべてを経験している人物はこの業界広しと言えども、おそらくそれほど多くないと思います。集団授業の技術、教務に関する知識、個別対応のノウハウ、中学受験の技術、高校受験の技術、私立中学校のカリキュラムなど全て把握している塾長が、その経験を1つの教室に凝縮し誕生した個人塾、それが進学塾キャラベルです。やる気のある人は、ぜひ門を叩いてください。
塾・予備校業界トップクラスの解法を西武柳沢で学ぶことができます。指導者によって、合格する高校のランクは大きく変わります。当然、人生も大きく変わることでしょう。私がキャラベルを創る前は、西東京市の中学生が都立トップ校を目指す場合、わざわざバスや電車で遠くの塾まで通っていたと聞きました。都立トップ校に合格したある生徒のお母さんは、「兄は○○駅の塾まで通っていたのですが、兄の頃からこの塾があれば、わざわざ遠くまで通う必要がなかった。」とおっしゃってくれました。
生徒数が増えても、新校舎を増やす予定はありません。この1教場に集中したいからです。ですから、途中で担当が変わることはありません。勉強に関しては、キャラベルがかかりつけの病院であり、私が主治医です。
本人のやる気と保護者の方のバックアップがあれば、オール4から都立自校作成校を狙いにいけます(もちろん、半端な勉強量ではありません)。まだオール4に到達していない場合は、まずはオール4を目指すところから始めます。
「今はまだ難しいけれども、頑張ってワンランク・ツーランク上の高校を目指したい」という子や「自分では何をやれば良いのか分からないけど、どうしても難関校に受かりたいから、キツいけどココまでは覚えてこいと指示してくれれば、徹底してマスターしてきます」という覚悟のある子はぜひ来てください。
運営方針
1 「塾生全員の学力を伸ばす」ということ
以前、私は大きな塾に勤めていました。そうした大きな塾には大きな塾なりの良さがあります。ところが、よく言われるように、大手塾では塾生全体の10~20%の生徒しか成績が伸びません。これには理由・根拠があります。
どうやっても塾生全体の20%しか伸びない仕組みが出来上がっているのです。私は大手塾にいる時にそのからくりに気づきました。その最大の要因は学力別クラス編成になっていることです。一見良さそうに感じるあのシステムが、逆にお子さんの成長を阻む要因になるのです。
そこでキャラベルでは塾生全員の学力を伸ばすために、各学年とも原則として1クラス編成としています。ただし、中3生のみはAクラスとBクラスに分けております。しかし、AクラスとBクラスを同じシステムで運営し、単純に学力でクラス分けをしてしまうと、どうしてもBクラスの子達の学力が伸び悩んでしまいます。そこでBクラスは、「Aクラスとは全く別の塾を創る」という考えの下、集団個別方式を採用しています。ですから、Bクラスは、「今の段階では勉強が苦手なお子さん」だけでなく、「駿台模試上位の子」、「私立や国立の中学校に通っている子」、「野球やサッカーのクラブチームに入っていてクラス授業に参加できない子」などいろいろな子が在籍しており、特に復習トレーニングで勉強する内容は「個別かつ子別」に対応しています。
2 「多くの子に学力を伸ばすチャンスを与えるために授業料をなるべくおさえる」ということ
大きな塾は、人件費や立派な校舎を維持するために、授業料はどうしても高くなりがちです。塾業界では、「家賃、人件費、広告宣伝費」が三大経費と言われていますが、その3つが売上全体の60%を超えると多くの塾は赤字になってしまうと言われています。そこで、授業料を上げることで、三大経費の比率を相対的に落としているのです。
特に夏期や冬期の講習では、費用が10万円、あるいは20万円を超す塾も少なくありません。中には100万を超えるケースも聞いたことがあります(とある個別指導塾です)。入塾時には知らされていなかった講座や料金が急に発生することもありますし、塾の都合で突然合宿が決まり(しかも何日間にも及ぶ)、多額の費用を請求されることもあります。講師から生徒達へ直接声を掛けたり、校長先生から自宅へ電話を掛けたりして、営業面で圧力をかけられるので断りづらい空気が漂います。大手塾では必ず講習前に個人面談が設けられますが、面談の主目的もそれです。
このように、講習時になると多額の費用が発生するのには理由があります。塾というサービス業は、あらゆる業種の中で、最も営業時間が短いと言われています。コンビニのように24時間営業は行えません。平常時は学校があるため、夕方からしかオープンできませんし、夜はどんなに遅くとも22時頃には帰宅させなければなりません。せいぜい開いている時間は6時間ほどです。
一方で、一企業として、社員には一般サラリーマン並の給与を与える必要もあります。残念ながら塾業界は、あらゆる業種の中でもかなり低賃金の部類と言われていますが、その通常期の低賃金をカバーするために、夏と冬のボーナスでどうにか平均年収近くまで引き上げる必要があります。それが夏期、冬期の高額な授業料であり、その負担が全てご家庭にいく仕組みになっているのです。
また、入塾時に「無料講習」や「○ヶ月間無料」で集めた生徒たちの授業料を長期休暇の特別講座などで相殺し、元を取らなければならないという理由もあります。資本主義経済において、本来「無料」というものはあり得ません。どこかで誰かが負担する仕組みが必ず出来上がっているはずです。そして、その負担を会社側が負担するということは、まずあり得ないのです。結果として、夏期や冬期に一般サラリーマンでは捻出することが非常に厳しい金額、あるいは不可能な金額が請求されます。
もちろん、キャラベルでも夏期講習や冬期講習では多額の費用がかかりますが、講習時に何十万もの費用がかかることはありません。また、年間でかかる費用もはっきりしています。塾長自身も家庭を持ち、3人の子供も育てている立場として、習い事に1ヶ月で数十万や年間100万円を払うということは、食費、衣服費、レジャーなど他の項目へも影響し、健全な家族生活が営めないと考えているからです。そこから家族の不和や崩壊が始まることすらあるかもしれません。
そこでキャラベルでは、塾の規模を最小限にすることで、費用をなるべく抑えるようにしております。
3 「塾長が全ての生徒を指導する」ということ
大手塾では学生講師や時間講師が主体のため、1年間同じ担当が続くということがありません。
学生講師は、自身の大学の試験前、サークル合宿、インターンシップ、帰省の際に長期の休みを余儀なくされますし、時間講師(塾業界用語。要するに就職していないアルバイトの方々。スーツを着ているので、親御さんは社員だと思っている・・・)は、自身の就職先が見つかると途中で辞めてしまいます。
また、多くの集団指導塾では2月や3月を新学期としていますが、新学期で決まった担任が4月には変更になることもしばしばあります。これは学生アルバイトさんの大学での時間割が決まり、塾のシフトに入れない曜日が発生するからです。
最近では、講習時に合宿がある塾が増えました。すると、主力の社員が合宿に行く校舎では、夏期講習や冬期講習は、あまり実力のない先生が担当することになります。
キャラベルでは途中で担任が変わることがないように、全学年塾長一人が指導にあたっています。また、この利点はもう1つあります。科目毎に違う先生が教えると、各教科の先生が自分の指導科目の都合だけで宿題を出すために、生徒側がパンクしてしまうことがあります。縦割り行政のような先生同士の争いが塾内で起こるわけです。一方、キャラベルでは塾長が全科目指導しているので、全体の宿題量も調整しながら出しています。
塾が目標としている高校
キャラベルの授業は、都立自校作成校と都立共通問題で合格点を取ることを目標としています。具体的には、Aクラスは共通問題では90点以上、自校作成問題では平均点プラス10点以上を塾生が確保できるように、Bクラスでは各自の目標点数をクリアできるように普段の授業を組み立ています。
そのために、数百種類に及ぶ教材を一つ一つ入念に検討し、各教科のテキストを採用しています。「私が選んだテキストをボロボロになるまで反復すればどの高校も合格できる」と自信を持って言える最適の教材を選択しております。
また、中3の秋から開講されるハイレベル演習ではオリジナルテキストを用い指導しています。数学は高校受験数学のあらゆるエッセンス、あらゆる解法、あらゆる公式を網羅した良問を約100題マスターしてもらいます。テキストの付録には、計算問題、作図問題などぜひマスターしておきたい問題を収録しております。国語と英語は自校作成問題を分析し、どのような意図で作問され、それを解くためにはどのような勉強を各自が進めていけばいいのか指導します。
もちろん、いくら良い教材でも、その教材を日々の指導に落とし込み、毎回の学習と連動させなければ意味がありません。そこで、まずはカリキュラムを丁寧に作成し、入試までに着実にステップアップできるように年間計画を組み立ています。ただし、カリキュラムはガッチリ固定されているわけではありません。生徒の理解度や状況によって、臨機応変に変動させております。あえてカリキュラムをやわらかく、ゆるく作り、何か問題があれば壊しながら作り直すという作業を日々行っています。
そして、カリキュラムの成果をより効果的にするために、随所に確認テストを実施しています。さらに、単元ごとに総合テストを行うこともあります。
授業内での解説と演習、そして自宅での宿題とテスト勉強。これらが絶妙のバランスで有機的に結びついたときに学力は上がっていきます。
このように、毎回毎回の授業と確認テストを消化していくと、自然とその先に志望校が見えてくるような授業を心がけています。いつの日か、「西東京市の中学生が私立難関校や都立自校作成校を目指すならキャラベル」と言われるように、日々生徒指導にいそしんで参ります。
授業内容
自校作成校や都立上位校をターゲットとしている進学塾のため、中3Aクラスの授業では基礎訓練を延々と繰り返すことはしておりません。上位校を受験する子達は、易しい問題の連発や単純作業の繰り返しを嫌います。そこに知的な面白さは存在しないからです。ですから、授業で扱う内容は、標準レベルから応用レベルが半分以上を占めます。
しかし、だからといって、基本を疎かにしていいわけではありません。いや、むしろ重要なのは基本です。教科書レベルの基本事項を、根本から理解しておくことが応用力に結びつきます。また、どんなに勉強が得意な子でも、ある一定量の基礎訓練は必要です。こうした作業により、スピードアップとケアレスミスの防止が実現されるからです。そのため、基礎的なトレーニングも十分に行なってもらいます。とりわけ、中1クラスと中2クラスは、基本訓練をたっぷり行います。
ところで、このように書くと「もしかして上位層の子しか付いていけないのでは?」という不安を持たれる方も多いかもしれません。しかし、学校の成績で平均点前後が取れていれば、努力で付いてくることは可能です。むしろ、その平均点前後の子達が、最も伸びる可能性を秘めていることも事実です。オール3~4程度で入塾する子が近年では最も多いです。
実際、入塾時に5科目200点台後半だった子が駒場高校に合格した例もあります。同じく、5科目250点しかなかった子が、ぐんぐん成績を伸ばし、中3になってからは毎回のように5科目400点を超えた例もあります。偏差値50台から自校作成校に合格する子も毎年います。
ですから、最初から「自分には無理だ」と諦めてしまうのは大変もったいないことです。まして、保護者の方が「うちの子には無理」と子供の可能性を消してしまうのは、非常にもったいないと思います。お子様に「努力の先にある世界」を覗かせてみることも大切なのではないでしょうか。
大幅に点数を伸ばした子達は卒塾時に言います。「この塾で人生変わりました。ここに入ってなかったと思うとゾッとします。次は大学受験で早慶を目指します。」「一緒にキャラベルに入らなかった友達が、今すごく後悔しています。」と。
勉強は平等です。入学試験も平等です。コネも何も必要ありません。やったもん勝ちの世界です。ぜひ勉強をして、自分の人生を変えてほしいと思います。
国語
◆中1・中2
中1と中2の国語は日本語のルールから始めます。つまり、日本語を学び直します。
「失礼な!俺は(私は)日本語のネイティブだ!」と思った中学生もいるかもしれませんが、もう少し正確に言えば、「日本語文法を学び直す」ということです。ただし、ここで言う日本語文法とは、中学校で勉強する「品詞のお勉強」ではありません。「読解のためのルール・方法論」と「ディスコースマーカー」と呼ばれるものの二本柱です。
これら読解のための日本語ルールを多くの中学生は教わらずに来ています。欧米では、こうした論理的な読解を小学校時代から学びます。日本ではあまり重要視されていませんが、こうした方法論は文章を書く際にも重要です。
瑞々しい日本語の文章を、正確に、緻密に、客観的に読解していきます。書いてある通りに読み、そこに一切の主観を入れないように訓練していきます。「あてどなくただ文章を眺めているだけ」、「闇雲に答えを探し、当てずっぽうで選択肢に丸を付けるだけ」・・・こうした段階から抜け出せるようにトレーニングします。
スポーツでも、最初はゆっくりとフォームの練習をします。初めに「変な型」を身に付けてしまうと、後々の成長を止めてしまうだけでなく、故障も発生しやすくなります。国語も同様です。易しめの文章を使いながら、「読解の正しいフォーム」を身に付けていきます。
◆中3
中3からの入塾される子もいるので、中1・中2で学習した日本語ルールの復習から入ります。春期講習では、実際の都立入試問題を使用しながら、重要な日本語ルールを再確認しながら授業を進めていきます。2学期以降は自校作成問題や難関私立高校の入試問題を使用し、正解の導き出し方や記述問題の解法を指導します。とりわけ、記述問題に関しては、少なからずの中学生が「何をどう書けば良いのか分からない」という悩みを抱えています。ハイレベル演習では小説の記述問題の作成法を、通常授業では論説文の記述問題の作成法を問題種別ごとに類型化し公開します。キャラベルの講義を聴き、その手法をマスターすれば、他塾生と比べ得点力は10点程度は変わってくるはずです。
最後に・・・
国語力の定義は大変難しいのですが、あえて言えば、難しい文章を「翻訳的に読む」と定義づけることができるでしょう。なお、「翻訳的に読む」とは墨田区にある進学塾UINEの細川先生が、当塾で特別授業をしてくださった際におっしゃっていた言葉です。勝手に拝借しました(笑)
翻訳的に読むには2つの力が必要だと私は思っております。一つは語彙力、もう一つは具体化です。語彙力があれば、本文中の難解な内容を易しい表現で言い換えることが可能です。また、具体化する力があれば、「ここで筆者が言っているのは、たとえばスポーツでいえばこういうことだな」「料理に喩えるとこういうことかな」などと例示や比喩を挙げることができます。
ただ、後者の具体化という能力は、残念ながら人生経験と読書経験に少なからず左右されます。人生経験は中学生にとってはどうしようもないので、対策としては読書をたくさんすると良いと思います。読書をすることで、自分の人生では経験できないことを「追体験」できますし、自分が考えもしなかった考え方を学ぶことができます。
このように書くと、「入試国語に読書は関係ない」と言う国語の先生が出てきます。若い塾の先生や予備校の先生に多いように感じています。実は私も若い頃は言っていました。「読書と現代文の力は別ものだから、読書経験は関係ない。俺の授業を聞いて、俺の解き方を学べば、入試で合格点を取れるぞ」と。しかし、講師業を数年やって気づきました。その「俺の授業、俺の解き方」なるものを生徒が聞いた時、やはり読書経験のあるA君の方が読書経験の少ないB君よりも、「早く、そして深く」身につけていくと。ですから、国語力を付けるためには、まずは読書量を増やすことが大切です。
ところで、正確に読解できているつもりでも、問題を解くと不正解になることは多いものです。読めるだけでは、入試国語を解けるようにはならないのです。なぜなら、入試国語には、問題作成者がいるからです。むしろ、文章を書いた筆者よりも、受験生の敵となるのは問題作成者の方かもしれません。
そこで、中3クラスでは、実際に模試の作問経験のある塾長が、問題作成者の意図を説明しながら、正確に解法する技術を指導します。「中1期~中3前半期」が主に「読解法の訓練」であるのに対し、中3後期からは「解法の訓練」がメインになります。
また、作文指導、小論文対策も独自の方法で行っていきます。
※全学年、授業では「予習」は必須。予習をしていない場合は授業の効果ゼロです。また、5色のマーカーと数色のボールペンは必携。
※丁寧に読み進めます。その結果、文章への書き込みも増えます。反対に「雑」に読んでいる場合は、文章への書き込みが少なくなります。国語力のある人ほど、文章は種々の記号で汚れているものです。これを逆から見れば、文章への書き込みを見れば、その子の頭の中身も分かるということです。雑な読み方は、頭の中も雑になっており、整理されていません。結果的に、文章への書き込みもいい加減なものになります。
英語
英語は、新出単元の文法解説を行った後、英作文中心に鍛えていきます。
<中1>
中1は基礎重視です。テキストも基礎的なものを採用し、生徒が飽きるまで反復させます。というのは、中1英語というのは、今後大学受験まで視野に入れた場合、重要な基礎工事にあたるからです。大学受験生でも、英語が全く分からなくなっている子を指導すると、多くの子は中1で躓いています。ですから、中1は易しめかつドリル形式のテキストを使用し、それを徹底的に繰り返させます。穴埋め問題などはあまり扱いません。どの問題も、「ピリオドまで含めた1文全て」を書くことが大切です。ある意味でとても単調かつ退屈な授業です。しかし、これが後々大きな力となっていきます。
<中2>
中2英語は、中1で培った基礎力(Be動詞・一般動詞・疑問文・否定文・疑問詞)を、さまざまな文へ展開させていく時期です。同時に、整序、穴埋め、和訳など様々な問題形式にも触れさせます。
中2クラスでは、中1時代とはうってかわって、塾用テキストで最も難しいと言われているテキストを使います。文法面だけでなく、和訳練習もたくさん取り入れ、中3英語(長文)への橋渡しを行います。
また、文型、不定詞、動名詞、接続詞などの単元を通し、品詞の概念、句や節の概念についても徐々に学んでいきます。
<中3>
◆中3英語の前半は、2つの文を1つにするというのが大きなテーマです。こうした基礎テーマを指導者が理解していないまま教えると、生徒は何をやっているのか分からなくなります。現在完了、関係代名詞、分詞、間接疑問文・・・中3で扱う単元は、どれも「2文を1つに」が共通テーマになっているのです。(ただし、「2文を1文に」というアプローチの仕方はしていません。ここが難しいところ)
また、塾生には高校受験で終わってほしくありません。後の大学受験にも繋がるように、英語の文型指導はもちろん、句と節の概念もさらに深めて指導します。とりわけ、名詞節と形容詞節に関しては詳しく指導します。同時に、大学受験、TOEIC、アイエルツにも繋がるよう、文法事項を根本から理解してもらいます。「暗記」ではなく「理解」です。
ある大学受験専門の塾さんから「キャラベルという塾から来た子達はみんな文法理解がきちんとしている」という声を間接的に頂きました(保護者の方が教えてくれました。それも2名も。)。また、西高校に進学した生徒からは「みんな句と節や五文型が分からないので、僕が教えています」という報告をいただいたり、国立高校や日比谷高校に通っている生徒から「高校で勉強することがほとんどないくらいです。クラスで1位です」という言葉もいただいたりすることもありました。高校受験だけでなく、先々のことも見据え、日々指導しております。
◆長文問題は、「精読→スラッシュリーディング→論理・情報構造」の3段階で進みます。
1 精読
まずは精読です。中3の夏期頃行います。どんな複雑な英文も、ほんの僅かなルールで分析できるようにします。中1から中3前半期までで学んだ文法力を土台として、「読むための文法(方法論)」に少しずつ移行していきます。私が選んだ26個の中文(?)を使い、綿密な英文精読を行うことで、高校受験レベルにおいては「訳せない文はない」という万全の状態を作り出すことを目標としています。
2 スラッシュリーディング
精読の次はスラッシュリーディング(チャンクリーディング/フレーズリーディング)です。左から英文を読めるようにすることで、スピードアップを図ると同時に、スピーキングやリスニングの土台作りも行います。精読段階をすっ飛ばしたスラッシュリーディングは邪道であり、高校で伸び悩みます。おそらく大学受験で失敗するでしょう。精読がきちんと出来るようになって初めて、スラッシュリーディングの効果は発揮されます。
3 論理的読解と情報構造
ここまで理解出来ると、自校作成問題を論理的に解法していくことが可能です。もちろん、この段階まで来なくても十分なのですが、英作文をする上でも、長文読解を行う上でも、情報構造は理解しておいて損はないでしょう。制限時間内に設問をテキパキと解くためのルールを伝えますので、たくさんメモをして、その手法をマスターしてください。
理科
理科は、中3の一年間で3年分一気に勉強します。(テキストを3+1=4冊仕上げます)
理科は暗記科目という面も確かにあるのですが、何と言ってもイメージが大切です。たとえば、イオンや化学反応、飽和水蒸気量などがそうです。かといって、そのイメージを掴むことは、独学では難しいと思います。塾では、「例題解説→類題演習→宿題で反復→応用問題演習→テスト」というサイクルで、各単元を学んでいきます。中学理科の全項目を100程度に分類し、1つ1つ制覇していきます。
※たまに「文系大学出身なのに、なぜ理科や数学を指導できるのですか?」という質問を受けますが、高校3年生まで理系で、理系大学を受験し合格しております(化学と生物を選択)。しかしその後、文系の大学を志し、浪人の末、早稲田の文系学部に通ったため、最終学歴は文系大学出身となっております。
社会
中2で地歴公の基礎知識を暗記し、中3前期で別の問題集で徹底反復します。詳しい勉強法は、中3の3月に指導します。大学が教育学部ではなかったため、教職課程は社会科でした。
その他
中3Aクラスの直前期には、中学内容というレベル内においですが、「学際的に物事を理解する」ために様々な余話・雑談を行います。特に古典と呼ばれる書物や哲学・思想史などに触れながら、現代の社会科学・自然科学との関連性について講義します。
いわゆる「古典」として歴史上一定の評価を得てきた書物や哲学書を読むことは、書店のベストセラーコーナーに並んでいる小説、ハウツー本、ビジネス書、表面のみ扱った社会科学書を読むのに比べると、かなり骨の折れる作業です。なぜなら古典と現代人との間には時間的かつ空間的な距離・隔たりが存在しているからです。したがって、古典に触れる際には「苦労しながら読む」という作業が不可欠になります。
「学問とは青年のものである」とヘーゲルという人は述べていますが、何度も壁にぶつかるたびに、人は考え、そして知恵を付けていくものです。ネットで簡単に情報が手に入るため、現代は思索する時間が減っています。ネットにある情報は、専門書や学術書が丸々載せられているわけではなく、「他の誰かが読んだ本をその人なりの解釈で分かりやすく要約したもの」ばかりです。チャットGPTを始めとしたAIも同様です。LLM (大規模言語モデル) と呼ばれるAIは、大量の文書データを学習し、人間のように自然な文章を生成するものですが、彼らAIが学習する教師データは、基本的にはネットに無料で転がっている情報が主となります。つまり、間違った情報もたくさん混ざっているのです。
こうしたネット全盛期に、AIのようにネットで情報をつまみ食いし(原書ではなく、間接的に文献を読むことを一般に「孫引用」といいます)、単に表面的な知識を得ても思考力は身につきません。ともすると、いくら書物を読んでも、全く知恵を得ることが出来ず、即物的な考えに偏っていきがちです。「論語読みの論語知らず」という言葉がありますが、近代化が進むにつれ、現代人の読書はそうした傾向がますます強くなっているように思えます。だからこそ今、古典を読むことが求められていると感じます。古典や哲学に触れることにより、思索する習慣がつき、考えることが楽しくなります。そして普遍的な考え方や汎用的な考え方を古典から学び取ることができます。「古典を読む」という不断の努力が、いつの時代にも大局を見誤らない判断力にも繋がっていくと私は信じています。
しかし、古典や哲学に触れるだけでは不十分です。古典や哲学書に書かれている理論や思想家の思想を直截(ちょくせつ)的・解釈的に理解するだけでは、そうした古典に包摂されている実践的示唆を読み取る機会を逸します。これからの私達に求められているのは、そうした思想や理論を現実の諸問題や改革に適応させ、役立てることです。そもそも「古典」と呼ばれる書物も、出版された当時は「新刊」であり、現実の諸問題に対応することが目的でした。すなわち、古典と呼ばれる書物は現実の問題に対処する力を秘めているのです。
私の好きなニコラウス・クザーヌスという哲学者は、「人間の思考は、極めて具体的な思考と、叡智界に関する抽象的な思考との間を、ディスクルス(往来)する」と言っています。これは学問においても大切な視点です。たとえば、生物多様性に関する文章を読みながら、スピノザという人の「能算的」な自然理解について触れたり、同様な自然観を述べているライプニッツ、ヘルダー、ハーバーマス、ヘーゲル、カントなど自然観についても考えることが後々の財産になります。
私達は、日常生活において、常に具体的な事象にのみ意識を傾けますが、そうした具体的・個別的事象を包括している「世界」いや「世界観」についても考えることが大切です。社会現象は社会構造や現代が抱える社会的問題点とだけ結びついている訳ではありません。人間が本来持っている自然性にも根ざしています。したがって、社会現象の背後にある人間の特性まで考察し、そこから社会現象を捉え直す必要があるのです。ルソーという哲学者は『エミール』という教育書の冒頭で「人間を通じて社会を、社会を通じて人間を研究する」と述べています。孔子も『論語』の中で、「学びて思わざれば則ち罔し、思いて学ばざれば則ち殆し。(学んでも、その学びを自分の考えに落とさなければ身につかない。また、自分で考えるだけで人から学ぼうとしなければ、考えが凝り固まってしまい危険だ)」と述べています。これこそが古典を学ぶ意義です。
デカルト、カント、ヘーゲル、ルソー、マックスウェーバー、フッサール、ハイデッガー、デュルケーム、ニーチェ、ゲーテなどの思想は現代にも十分に通じる思想であり、中3後期には時事問題と絡めて、様々な思想にも触れていきたいと考えています。キャラベルが推薦入試においても高い合格率を維持している要因もここにあると考えています。
「定期試験の点数を上げたい」という小さな目標にとどまらず、「深く学びたい」「頭を使って色々考えたい」という知的好奇心のある子達にぜひ入塾してもらいたいと思います。
教室の雰囲気
静かに黙々と勉強しているイメージです。「粛々と」という形容が最もふさわしいと思っております。そうした意味で、他塾さんのように「(塾が遊戯施設のようで)楽しい」という感想を子供が抱くことはないと思います。
生徒達に塾の雰囲気を聞くと、まずは「静か」「私語がない」「ページをめくる音とペンの音しか聞こえない」ということを言います。そして、「他の塾や学校の当たり前が、ここでは通用しない」とも言います。
その件について具体的に聞き返してみると、「授業中しゃべってはいけない」「授業中に携帯電話をいじれない」「授業中にアメやガムを食べられない」「宿題を忘れると叱られる」「テストの勉強をしてこないと怒られる」「遅刻や欠席ができない」という返答がありました。
確かに、他塾さんでは、一例ですが「一番遅い子に合わせて、みんなで一緒に遅刻する」というような行為が普通になっているケースもあるようです。そして、それでもあまり叱られることがないそうです。宿題をやってこなくても、ほとんど叱られないとも聞いたことがあります。現代において、それはそれで1つの接し方なのかもしれません。おそらく何か深遠な意味があり、その塾さんなりにそういう方針を採っているのだと思います。最近は叱られることになれていない子が増え、また、コンプライアンスやハラスメントに厳しい世の中のため、とにかく腫れ物に触れるかのように子供に接するのが、むしろ一般的になりました。
ただ、キャラベルはそうした対応はしておりません。理由なき遅刻や連絡なき遅刻に対しては、厳しく指導します(実際は遅れる子はほぼゼロです)。また、授業中の私語や携帯電話も禁じています。
なぜなら、私はそれが当たり前だと思っているからです。そこに「深遠な意味」などありません。ですから、こうしたことが当たり前だと思えない場合には、とても居心地悪く感じるかもしれません。
どこの塾でも、塾生規則には厳しいことが書いてあります。しかし、そのほとんどは「お題目」になっているようです。キャラベルでもいくつかルールはありますが、これらは「お題目」ではありません。こうしたルールは、勉強をできるようになるための第一段階だと考えているからです。また、子供達に守らせられないルールは、そもそも最初から設定してはいけないとも思っています。
キャラベルが目指している楽しさは、「塾がエンタメとして楽しい(fun)」ではなく、「勉強が楽しい(interesting)」です。お子さんが「塾って楽しいよ!」と言う場合、多くの場合、その「塾」という言葉の中に「勉強」という意味は含まれていないようです。キャラベルは「塾が楽しい」ではなく、「勉強が楽しい」を目指しています。
そうした意味で、「勉強が心底嫌い」という方には向いていないと思います。辛そうな顔をして勉強をされると、周りにも悪影響ですし、見ている私もストレスです。私は、生徒の目標や夢を実現するために適切な課題を提示しているつもりですが、勉強が大嫌いな子にとっては、まるで私が「敵」になってしまっています。「学ぶことが大嫌い」「宿題や確認テストを課す塾は敵だ」と思っている子は、そもそも根本的に考え方が異なりますので、入塾をご遠慮ください。
※余談ですが、キャラベルは体験授業をやっておりません。
理由はいくつかありますが、最大の理由は「私がやりたくないから」でしょうか。
体験授業をして、その上で「良かったら入る!」「塾と相性が良かったから入る」という段階で、生徒主導になってしまっているのです。
「塾が生徒に合わせるのではなく、生徒が塾に合わせろ」というのがキャラベルの方針です。「塾が合わない」と不平を漏らす子がいますが、塾が悪いのではなく、お子様に「合わせる力が欠けている」というケースがほとんどです。子供のペースに合わせる塾や子供にとって居心地が良い塾は、百害あって一利なしと考えております。
そもそも、生徒とくに小中学生の感覚で「楽しい」「良かった」ほど信用できないものはありません。もし私の子供がどこかの塾に体験学習に行き、「楽しかった!通いたい!」と言い出したら、たぶん私はその塾には行かせません。反対に「付いていくのが大変そうだった・・・」と言ったら、おそらく通わせたいと思うでしょう。
がんばる理由
塾によっては、うるさい子達が幅をきかせ、親公認の「夜のたまり場」になっている所も多いと聞きます。
「自習室での私語が多く、勉強に集中できない」
「自習室の出入りが自由で監督者もいないから、抜け出して塾の外で遊んでいた」
「先生が、一部特定の女子達(積極的で元気な子)と一緒になって騒いでいるから、大人しいうちの子は授業後に質問出来ない」
といった話を入塾面談で聞いたことがあります。
中には、学生アルバイト講師の人が「おれ明日、大学で後期試験があるから、今日の授業は自習!」と宣言して、授業が行われなかったというケースも聞きました。
一方の生徒達の中にも「今日は自習でラッキーだった!」「今日はたくさん喋れて面白かった!」という感想を抱く子もいるようです。
親御さんからすれば驚くような話ですが、しかしよくよく考えてみれば、当事者は大学生(←講師)や中学生(←生徒)ですから、むしろこうした感覚の方が当たり前なのかもしれません。大学生と中学生が夜間に複数集まれば、それは楽しいに決まっています。夜なのでテンションも上がっていることでしょう。
キャラベルは、やる気のない子が「この塾、居心地悪いな」と感じるような塾です。上記のような、先生と生徒達が楽しい時間を共有する塾も1つのあり方かもしれません。しかし、私個人としては、やる気のない子が「あ~、この塾、居心地がいいな~」と感じるような塾には、あまり魅力を感じません。
そうした考えから、キャラベルは勉強のみに特化した塾になりました。
森絵都さんの小説「みかづき」では、学校を太陽、塾を月に喩えていました。塾というのは、昼間の学校では目立てない子達が輝くことができる「月のような場所」という比喩が印象的でしたが、これは何も勉強が苦手な子に限った話ではありません。勉強が得意な子も学校では苦しんでいます。学校だけに限りませんが、スポーツで活躍する子は世間、メディア、そして大人達から賞賛されることが多いですが、勉強に関しては「ガリ勉」という言葉に代表されるように時に揶揄や攻撃の対象にすらなります。学校においても、スポーツの出来る子はスターですが、勉強ができる子達は授業内容も簡単なため退屈ですし、勉強が苦手な子達のために進度が遅れてもそれに合わせなければなりません。「教えあい、学びあい」なども近年流行っていますが、これも勉強ができる子達が一方的に教えているだけで、ギブアンドテイクになっていません。
キャラベルは、そうした勉強が好きな子や得意な子達の居心地が良くなる空間を目指しています。もちろん、苦手な子達もたくさん在籍していて、彼らも頑張って勉強に集中しています。キャラベルは「意欲ある子達の学習空間」と謳っていますが、まさに勉強するための「道場」のような場所です。
ところが、それでも卒塾した子達の中には「キャラベル楽しかった」と感想を漏らしてくれる子もいます。これは決して不思議なことではありません。いやむしろ、これこそが人生の真理だと思っています。辛かった経験、必死に努力した経験、悩んだ経験というものは、後から振り返ると、どういうわけか「楽しかった」「充実していた」と感じるものです。厳しい部活動や大失恋などがその典型ではないでしょうか。苦労というのは、後から振り返ると笑い話になることが多いものです。
反対に、ダラダラ過ごした日常というのは、数年後振り返った時に、「後悔の念」ばかりが浮かび上がってくるものです。
そうした意味で、キャラベルが目指しているのは、「今この瞬間の楽しさ」ではなく、10年後、20年後に振り返った時、「楽しかった」「充実していた」と思えるような尊い時間の獲得です。
対象とする生徒
対象は「都立上位校(武蔵野北・小金井北・駒場・清瀬・井草・豊多摩・小平)、都立自校作成校(日比谷、西、国立、青山、戸山、立川、八王子東、国分寺、新宿、国際)、私立難関校(早慶附属、MARCH附属など)」を目指して頑張りたいという子です。
◆「努力しなくても入れる子」ではありません。
「今はまだ難しいけれども、頑張ってワンランク・ツーランク上の高校を目指したいという子」
「○○に受かりたいならキツいけどココまでは覚えてこいと指示してくれれば、徹底してマスターする覚悟のある子」
が対象です。
目標はあるのだけれども、そのために何をどのように勉強すれば良いのか分からず迷っている子のための塾です。入塾から卒塾まで、全教科、全学年、全て塾長が直接指導します。行く度に先生が違ったり、月ごとに担当が替わったりすることはありません。
一人ひとりの目標を大切にし、その目標に向け力を付けられるよう応援します。「都立高校に合格したい」「友だちに負けたくない」「本気で頑張ってみたい」そんな気持ちがある子達の力になりたいと考えております。
また、近年よく聞かれるようになった「地頭(ジアタマ)が良い」という表現がありますが、保護者の方からすれば、「ジアタマが良い子が有利なのは分かった。じゃあ、ジアタマが良くない場合はどうすればいいのだ?」という疑問が出てくると思います。
キャラベルは、ジアタマの良い子達が無意識にやっていることをなるべく意識化・具体化・仕組み化し、「普通の子」がジアタマの良い子達と戦えるようになるよう応援します。
◆自校作成校に合格する為には、内申点と当日点を同時に上げていかねばなりません。前者の内申点確保のために、「自分自身で計画を立て、実行する術」や「学校の授業態度まで塾側で管理する力強さ」が不可欠です。また、後者の当日点のためには「初見問題を解答するための真の学力養成」が必要です。当然ですが、講師にもある程度の学力や論理性が要求されます。個人的な経験則ですが、国語と数学が出来ない講師に教わると論理的思考力が身につかないケースが多いです。(これは国語や数学の専任でなくてもいいのです。国語と数学に必要とされる論理性が備わっていれば、担当科目は何でも構わないと思います。)
<キャラベルが対象とする生徒>
・今の成績とは関係なく、将来都立トップ校や上位校、私立難関校に合格したい中学生
・本気で死に物狂いで頑張ってみたい中学生
・今の段階では夢のような点数を本気で取りたい中1、2生
・授業以外でも勉強して、前学年にさかのぼって復習できる中3生
・覚えるべきことは徹底的に覚えられる生徒
・素直に指示通りに勉強してくれる子
・学校成績で「2」がないことが条件になります。
(学校成績で2がある場合、入塾後に学校の点数が現状よりも低下する可能性もあるためです。)
※中3生は春期、夏期、冬期の講習が必修となります。参加できない場合は退塾となりますのでご了承ください。
※吹奏楽部の生徒さんや学校外のサッカークラブや野球チーム(シニアやポニー)に入っているお子さんは、中3ではBクラスに入っていただき個別対応していきます。Bクラスからでも自校作成校は可能です。ただし、習い事の曜日や時間帯、部活の忙しさの度合い、お子さんの学力レベルによってはAクラスも可能です。
なお、吹奏楽部に関しましては、昔(昭和から平成中期頃まで)は本当に異常な状況で、週7日で練習かつ夏休みや土日は朝から夜まで練習という吹奏楽部がたくさんありました。そのため、以前は吹奏楽部の子の入塾をお断りしていた時期もありました。しかし、近年は先生方の「働き方改革」の影響もあり、昭和から平成中期の頃ほどは忙しくなくなったようです。また、「中3生は塾(受験勉強)を優先していい」という先生もかなり増えてきました。当塾も2018年にひばりヶ丘中の吹奏楽部の子が入塾し、二人とも自校作成校(国立高校と武蔵高校)に合格したのを皮切りに、その後も田無4中の吹奏楽部の子が国立高校に入るなど、みなさん素晴らしい結果を残しております。一度ご相談ください。
※過去に通った塾が3つ以上(当塾が4つめ以降)の生徒はお断りする場合もございます(当塾が3番目の場合も結構あやしい)。塾業界で「塾ジプシー」と言われている層なのですが、多くの場合、長続きしません。気に入らないことがあればすぐに辞めたがりますし、親も簡単に辞めさせます。「成績が上がらない(不合格になった)のは塾のせい」という場合も大変多いです。悪い結果が出たら、まずは「自分の責任」と捉えることができる生徒をお待ちしております。そうした姿勢がないと学力アップは望めません。
なお、ここで言う通塾経験には、小学校で自動的に卒業になるような塾(小学生対象の塾や中学受験塾は含みません)
学力を伸ばすためには
学力を伸ばすには、「3つの力」が必要だと考えております。
1 記憶力
2 スピード
3 論理的思考力(含む国語力)
このうち、どれか1つでも欠けていると、志望校へ「期限までに」届かない可能性があります。
※「期限までに」という条件をつけました。時間が無制限にあるのなら、学力はどんどん伸びていきますので、いつかは合格するかもしれません。しかし、入試には(定期試験もですが)、期限が定められています。この「期限を守る」ということが入試の難しいところです。
反対に、上記に挙げた3つの能力を鍛えていけば偏差値は伸びていきます。例年、塾生の平均偏差値は、中3の8月段階では54~59あたりで推移しています。ところが、12月や1月には、そのうち半分以上の生徒が65~70に到達します。その大きな理由は上の「3つの力」を鍛えていくからです。
英語、数学、理科、社会、国語。それぞれの科目にたくさんの単元があります。そして、どの塾でも同じようなテキストを使い、同じように授業を行います。しかし、それでも大きな差が生じます。
効果があまり出ないケースは、塾の先生が「単元」を通して「その単元」を教えている場合です。ちょっとわかりにくい表現ですが、たとえば、英語の「不定詞」という単元を使って「不定詞そのものだけ」を指導しているケースです。「今日勉強する単元は不定詞なのだから、不定詞を教えて何がいけないんだ?」と思われるかもしれませんが、不定詞という単元で不定詞を学ぶだけでは、その単元を半分程度しか理解したことになりません。
それに対し、後々生徒達が大きく伸びるケースは、それぞれの「単元」を通して、「別の何か」も学ばせる場合です。たとえば、不定詞という単元を通して、名詞、形容詞、副詞という品詞の概念を学ばせたり、英文というのは主要素(SVOC)と修飾語の部分から成り立っていることを学ばせたりすることが重要です。数学の関数分野でも図形分野でも同様です。
もちろん、クラスの学力レベルによってはシンプルに教えることも重要です。たとえば、1冊の辞書があるとします。上から見たり、下から見たり、横から見たり・・・。いろいろな側面から見た方が、認識が豊かになるという面も確かにあります。しかし、生徒によっては、最初から多くの側面を見せられると混乱してしまう子が多いことも事実です。「AはBである」ということをまだ十分理解していないうちに、「AはBで、しかもBはCで、そしてCはDだから、つまりAはDなんだよ。ただ、例外もあって・・・」などと、クドクド解説していると、逆に理解度を下げてしまうケースさえあります。塾の先生は大学教授、レクチャラーではありません。あくまでもコーチであり、トレーナーであるべきです。
ですから、キャラベルでは毎回の授業において「獲得目標」を定め、「本日の柱」がぶれないように授業を進めております。あくまでも最終目標を「入試問題が解けること」に置きつつ、これらの単元学習を通して、科目全体を統一する1つの概念を学ばせたり、「スピード」「記憶力」「論理的思考力」の3つの能力を鍛え上げたりすることが肝要です。
欠席者に対する補習について
◆当塾は欠席者に対するフォロー、いわゆる「欠席補習」というものはやっておりません。結論から申し上げれば、生徒の成績や実力が上がらないと考えているからです。
◆欠席補習という制度は弊害も多い制度です。まず、この制度があることによって、「簡単に休む子」が出てきます。
中学生の欠席には、多くの場合、大した理由などありません。欠席の連絡があったとしても、私が「来なさい」と言えば大抵の場合、塾に来ます。中学生にとって、勉強よりも大切な予定などめったに入るわけがないのです。
体調不良に関しても、嘔吐や下痢を伴う病気、あるいはインフルエンザなどの流感以外なら来てもらいます。ちょっとした頭痛や微熱で休む子や休ませる保護者の方がいますが、私は電話口で次のように聞きます。
「もし今日が入試当日だとしても、今日の体調なら休む?」
「もし今日が何ヶ月も前から楽しみにしていたディズニーランドに行く日だとしても行かない?」
すると大抵の場合「行きます」と言います。要するに大したことはないのです。
入試当日や友達との遊びだったら無理して行く程度の体調不良でも、塾だと休む子が出てきてしまう。これが欠席補習のいけないところです。とりわけ、コロナが流行った2020年以降は簡単に休む子が増えてきたように感じます。感染症の場合は仕方ないですが、「ちょっと疲れている」くらいの理由では休まないようにしてください。
◆欠席補習という制度は学力面でもマイナスです。
学力をしっかり伸ばしている子はほとんど欠席しません。過去、当塾で指導してきた生徒でも、都立自校作成や私立上位に合格する子はとにかく塾を休みません。つまり、勉強するペースが一定なのです。これが学力を伸ばすための基本です。
歯磨きに喩えれば分かりやすいと思います。毎日一定ペースで歯磨きするからこそ虫歯は防げます。これが、ある期間は集中的に歯磨きを行い、ある期間は歯磨きをしないというのでは、必ず虫歯になります。
欠席補習を行うと、たとえば「今週の通塾回数はゼロだが、来週は3回ある」というように勉強ペースが不安定になってしまいます。これが学力向上を妨げる主要因です。
私が見ていて、上位校に入る子とそうでない子の最大の違いは「生活習慣」です。上位校に行けない子、成績が低迷している子の特徴を一言で表すと、「あらゆる面においてだらしない」です。とにかくルーズです。悪い習慣が身についています。勉強が出来ないのは、地頭の問題ではなく生活習慣の問題です。一種の生活習慣病です。まずは塾を休まないことから始めてください。
◆欠席補習という制度の最大の問題点は、子供達を「いい加減な人間」に育てる危険性をはらんでいることです。したがって、子供達の将来のためにも「欠席補習」という制度を当塾は採っていません。
欠席補習というのは「いい加減な精神」を育ててしまいがちです。
・雨が降ったら休む
・ちょっと具合が悪かったら休む
・疲れているから休む
・遊びに行くから休む
・お祭りに行くから休む
・運動会で疲れたから休む
・修学旅行から帰ってきて疲れているから休む
こんなことを中学時代から繰り返していれば、間違いなくその子の中に
・雨が降ったら休んでいい
・具合が悪かったら休んでいい
・疲れていたら休んでいい
・遊びの予定があったら休んでいい
・自分が好きなイベントがあるときはサボっていい
・運動した日は休んでいい
・出張から帰ってきて疲れているから仕事をしなくていい
というような「いい加減な精神」が育ちます。
これが最も危険なことです。
中には保護者の方の中にも
「本日は疲れているので休ませます。」
「今日は雨が激しいので休ませます。」
という電話をかけてこられる方もいます。このケースでお子さんの学力が上がるケースはまずないので、上位校は諦めてください。
◆欠席補習をしない最後の理由は「本人に望まれてないから」というものです。
欠席補習というのは塾側が休日返上したり、空き時間を調整したりして、時間を作って行います。しかし、そうやって欠席補習をしても、本人たちが明らかに嫌々来ているケースが一部あります。
欠席補習を行って喜んでいるのは、実は親だけであり、本人と塾側は仕方なくやってる場合もあります。
◆そもそも、世の中に出たら欠席補習など存在しません。
プロ野球選手やサッカー選手が怪我で休めば、レギュラーを奪われてしまうことだってあります。スポーツで怪我が多い選手が大成しないのと同様、勉強でも欠席の多い子は伸びないことがほとんどです。
以上のような理由から、当塾では開校時から欠席補習はしないと決めています。
(合宿、忌引きなどやむを得ない場合は別途対応しております)