2026.04.02
卒塾生からメッセージ
早稲田大学
都立小金井
<祝・早稲田法合格】大学4年間で「4000冊」の本を読む>
過日、14期生のOさん(2022年度の中3生、西東京市ひばりが丘中→小金井北高)から、嬉しい報告が届きました。この春から、早稲田大学法学部へ進学されます。
中央大学法学部、明治大学法学部・商学部など、名だたる難関学部にも合格。中2で入塾した当時は5科目300点台だった彼女が、3年間でこれほどの地力を蓄えたことには、ただただ敬服するばかりです。
https://plaza.rakuten.co.jp/jukucaravel/diary/202312180000/
なお、過去問の使い方に関しては、キャラベルで指導したとおりのやり方で勉強したそうです。本人曰く「非常に役立った」とのことです。お役に立ててよかったです。
<大学生活とは本を読む期間>
さて、本日、早稲田の入学式を終えたOさんから、さっそくこんなメールをいただきました。
「高校の卒業式が終わり、本日、早稲田大学法学部の入学式も無事に終わりました。
せっかく中央図書館が使えるので、大学生活では石崎先生がおっしゃってたように4年間で4000冊を目標に、とにかく本を読みたいと思っています。
そこで、まずはどのようなジャンルや本を読み始めるのが良いか迷っているので、もし先生のおすすめの本があればぜひ教えていただきたいです!」
私は常々、生徒たちに伝えています。
「大学とは、遊びや資格取得、仲間作りの場であることは否定しない。しかし何より、大学時代とは『本を読む期間』である」と。
それが血肉となり、一生の財産になります。1年で1000冊、4年で4000冊。
……と言いつつ、私自身は4年間で3000冊しか達成できなかったのですが(笑)。
その言葉を覚えていてくれて、今日メールをくれたわけです。
<リーガルマインドの礎と読書の歩き方>
まずは法学部ですから、学校の教科書(学術書)は、仮に授業であまり使わなくても全て読みたいところです。何より全ての土台となる憲法に関しては、芦部信喜氏の『憲法』を丁寧に読み、条文が出てきたら、その都度判例六法と有斐閣の判例集を辞書的に引く。この地道な往復作業こそがリーガルマインドの礎を気づきます。もちろん、司法試験や公務員試験といった資格試験を目指す場合は、もっと効率的な参考書や勉強法があるでしょうが、それでは大学4年間がもったいない。単なる資格試験マシーン、就職活動マシーンになってしまいます。
とはいえ、専門書だけで4000冊は物理的に不可能です。そこで勧めるのが新書の乱読です。
岩波、中公、講談社、そして「ちくまプリマー新書」などを、興味の赴くままに片っ端から手に取ってほしいと思います。
<読書を始めるためのウォーミングアップ>
いきなり難解な本に挑む前に、まずは「本の読み方」を知ることでモチベーションを高めるのも一つの手です。現在、塾の書棚にある読書術関連の本をいくつか紹介します。

ここにある『読書力』(齋藤孝)や『「わかったつもり」読解力がつかない本当の原因』(西林克彦)などは、大学での学問の入り口として非常に役立つはずです。「読書と社会科学」も、これから社会科学(社会学ではなく社会科学)を学ぶ大学生は読んでおきたいところです。
他にも、自宅に帰ればまだまだあるのですが、私が中2の頃に読み耽った『私の読書法』(岩波新書)や、不朽の名著『本を読む本』(J.アドラー)も自宅の書庫にありますが、これらもおすすめです。参考にしてみてください。
Oさんに限りませんが、新大学生になる卒塾生の皆さん。
最高の環境を使い倒し、圧倒的な知の海に溺れる4年間にしてきてください。
◆追記:繋がる縁
Oさんはキャラベルのことを高校でも宣伝してくれて、小金井北の友人にキャラベルのことを話してくれたそうです。そのご縁で、Oさんのご友人の妹さん(武蔵野5中生)が現在中3クラスに通ってくれています。そのご友人も早稲田に合格されたとのこと。心から嬉しく思います。今春の小金井北高校、早稲田に結構な人数が出ているとの噂です。