2026.05.14
おしらせ
中1生
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都立国際
1 中1クラスの保護者様
本日、傘の取り違えがありました。
▲塾に残っている傘
画像の傘が塾の傘立てに残っているので、心当たりのある生徒・保護者様は、次回ご自宅にある傘をお持ちください。
中1クラスの女子生徒が帰宅しようとしたところ、「傘がない」と言ってきたので、
一瞬、井上陽水でもリクエストしてくれたのかと思い、マイクを持ちましたが、
そうではないようなので、詳しく聞いてみると、自分の傘がなくなっているとのことでした。
特徴は、「下の部分が青、上の部分が白、取手が金色」とのことです。
心当たりのある生徒は、次回の授業前に1階の受付まで来てください。
その際、定番のやりとりを行うので、練習してきましょう。
あなた「いえ、ちがいます。わたしが落としたのは金の傘ではありません」
石崎「では、この銀の傘か?」
あなた「いいえ。そんなに銀色でもありません」
「では、この傘か?」
「そうです。それです。ありがとうございます」
その後、定番の綺麗な傘を・・・
あげません。
※ 綺麗な傘と言えば…
先日「藤子・F・不二雄ミュージアム」に行ってきました。
ドラえもんには、イソップ童話の「金の斧、銀の斧」をモチーフにした「きこりの泉」という有名なエピソードがあり、そこに「きれいなジャイアン」が登場します。ドラえもん史に残るギャグエピソードのため、グッズなども発売されていますが、藤子不二雄ミュージアムにも綺麗なジャイアンの展示がありました。
子供達がポンプを押すと、泉の中からきれいなジャイアンが浮かび上がってくるのです。よく出来ていました。

2 国際高校の塾対象説明会レポート
本日、国際高校の塾対象説明会に行ってきました。参加者が少人数だったため、校長室でアットホームな感じで進められ、大変有意義な情報を入手することが出来ました。
また、現校長先生とも説明会後に個別にお話することが出来たので、キャラベルから受験する子達とは情報をシェアしたいと思います。
国際高校は、全校生徒の4割が海外帰国生です。都内の公立中学校出身の子達は「純ジャパ」と呼ばれているそうですが、全体の6割程度です。
だから、英語が喋れないと心配という子もいるでしょうが、もちろんそうした面は一部あります。
ただ、英語を母語としない海外帰国生もいますし、これからの社会はAIも発達し、英語が喋れるアドバンテージは小さくなっていくので、それよりも「大切にしたいこと」がいくつかあります。その「大切にしたいこと」の中身は、またいずれ。
海外帰国生の定義(総務省)
- 01 海外滞在が親の都合であること
- 02 連続して1年以上、海外に滞在していること
- 03 学齢期であること
海外帰国生(帰国子女)は、日本の経済発展とともに1970年代に激増し、「帰国子女」という社会的カテゴリーを形成しました。都内では、成蹊、啓明(ジョンレノンの奥さんのオノヨーコさんの出身校)、桐朋などが帰国子女枠を設置しました。そして、1980年代頃からは、帰国子女生は「英語を中心とした卓越した語学力を持ち、異文化で育ってきたために自己主張が激しく、時に協調性に欠ける部分がある」というステロタイプなイメージが日本で形成され、ドラマなどでもそうしたキャラクターが出てきて、主人公達をかき回すというエピソードも増えていきました。
さらに、1980年代半ばに日本全体に「国際化」というキーワードが流行し、帰国子女生は「ニューエリート」として、「有能」「語学堪能」「華やか」というプラスイメージとして日本国内で固定化されていきます。
しかし、実際の様相は少々異なります。
帰国子女を2つに大別すると、一つ目は英語圏の国に滞在していたケース。もう一つは、英語圏以外に滞在していたケースです。
前者の「英語圏の国」に滞在していた子達の中には、何年もの間、ESLと呼ばれる英語補習クラスで過ごす子も少なくなく、日常のほとんどを日本人同士のカテゴリーで過ごしているケースもあるそうです。この場合、身につけている英語は「お子様英語」(日本語で言えば幼稚園児から小学1,2年生程度の表現力や語彙力)のまま成長していないケースも多く、日本に来てから「大人の英語」へ矯正していく必要が生じます。
また、後者の「英語圏以外の国」に滞在していたケースでは、両親とも日本人で、かつ周囲の環境も非英語圏であるため、ネイティブ並の英語力を身につけることはほぼできません。
海外帰国生と一口に言っても、こうした様々なタイプの子がいます。佐藤郡衛『海外・帰国子女教育の再構築』では、海外帰国生を「同化型」「統合型」「隔離型」「間接的接触型」「境界化型」など何種類にも分類しています。
国際高校の話に戻すと、国際高校は「海外帰国生:純ジャパ」の比率が4:6と先述しましたが、海外帰国生の中には、様々なバックボーンを持っている子がいるため、公立中の皆さんが入学しても十分にやっていくことは可能です。ですから、興味のある人は国際高校のホームページでいろいろ調べてみてください。
ちなみに、余談ですが、
『海外・帰国子女教育の再構築』で1986年以降の雑誌記事に登場した帰国子女を集計すると、次のような特徴が浮かび上がります。
2 女性が7割
3 帰国子女特別選考枠で入学した20歳前後の大学生が中心
4 在学校は、上智、ICU、慶應
5 英語が堪能
雑誌で紹介される人が全てではないのですが、読者からすれば上記のようなイメージをすり込まれます。その結果、日本人が思い浮かべる帰国子女のイメージも、上記のように固定化されています。そこから、「幼少期に英語に触れれば、外国語を簡単に身につけられる」という安易な考えが生まれ、現在の英語早期教育、幼稚園のインターナショナルスクール化に拍車をかけています。
しかし、実際は、子供の異文化教育の影響は予測できません。様々な要因によって、想像もしなかった結果を招きます。ほとんどのケースで親の思惑通りに育たないのです。周囲の環境、指導者、居住環境、本人の特性によって、子供は多様な成長を遂げていきます。
実際、当塾の塾生でも小さな頃から英語教育を受けてきた子は多いですが、ネイティブレベルで話せるようになっているかと言えば、そうした子はほとんどいないと思います。話せても、現地で言う「お子様英語」レベルに留まっているケースがほとんどでしょう。
小学校時代にこそ、徹底的に国語力を鍛えるべき
このブログをご覧の低学年の保護者様にお伝えしたいのは、 「小学校時代にこそ、徹底的に国語力を鍛えるべき」ということです。私の個人的な感覚ですが、高校受験において英語は武器になりますが、最終的にトップ層で競り勝つのは国語力のある子です。これは大学受験でも変わりません。
小学校の間はとにかく国語力を鍛えるようにしてください。英語は中学からでも間に合いますし、おそらく今の子達が大人になる頃には、単に英語を喋れるアドバンテージはほぼなくなっていきます。AIの発達により、同時通訳が可能になるまでそれほど時間はかからないでしょう。
実際、国際高校の授業でも、たとえば家庭科の授業では、日本人の先生の話した内容が、即座にモニターで英語に通訳されています。とにかく、今、本当に鍛えるべきは国語力です。
それでも、「我が子に早期英語教育をして喋れるようにしたい」というのでしたら、今日からご家庭での会話は全て英語にし、テレビも全て英語のものを見せ、本も英語の本を読ませる。このくらいやらないと日本国内において海外帰国生と同じ成果を生むことは不可能です。「普段、ご家庭では日本語で会話、学校でも日本語で会話、テレビやネットは日本語、週に1回英語塾・・・」←これで英語が喋れるようになるわけはありません。
参考文献
- 小林哲也『異文化に育つ子どもたち』(有斐閣)
- 佐藤郡衛『海外・帰国子女教育の再構築』(玉川大学出版)
- ロジャー・グッドマン『帰国子女: 新しい特権層の出現』(岩波書店)
進学塾キャラベル 西東京市