2026.02.12
私立高校
石崎先生、三年間ありがとうございました。キャラベルで学んだことの数は本当に計り知れません。
「ここ4,5年の塾生の中で一番できてない。」
中三の初めに先生が個人的なお説教の中で私にこうおっしゃいました(※A)。本当にその通りで、そのころ私は全くと言ってもよいほど勉強をしていませんでした。今まで生きてきた中で勉強に関してここまで厳しい言葉を受けたことがなかった私は「何糞、絶対に見返してやる」(※B)と思って史上最低ラインから受験勉強のスタートを切りました。つまり、先生の言葉がなければ私の受験勉強はいつまでもエンジンがかからなかったということです。本当にありがとうございました。
先生からお説教を受ける前は正直なところ、二日間丸々勉強しないという日もありました。お説教後もしばらくは勉強が苦痛でした。私が本当に変わったのはやはりお盆休みの七日間だったとおもいます。「ここで変われないと厳しい。」という先生の言葉と志望校が決まったことによるモチベーションの高まりが相まって、お盆の七日間私は起きている時間の全て(お風呂などは除く)を勉強に費やし、七日間中六日間一歩も外に出ない日々を過ごすことができました。
夏休み後も先生が教室を開放してくださり、平日の勉強癖をつけることができました。その中で私が驚いたのは、多くの中三生が食事もとらずにぶっ続けで勉強していたことです。それまで食事をとりに家に帰っていた自分の甘さに気づかされました。そしてお腹を空かせながら勉強して初めて、限界を超えるということを経験しました。
先ほども少し書きましたが私が中央大学杉並高等学校という私立の大学付属の高校に憧れを抱いたのはちょうど夏休みの初めごろでした。それまでは都立を第一志望としていて、私立を受験しようとは特に思っていませんでした。そのため、「急に私立に変えてしまって出題傾向が全く違ったらどうしよう。」と私は勝手に心配していましたが、それはまったくの杞憂にすぎませんでした。
私立推薦入試当日、筆記試験を受けている私の頭の中にはキャラベルの中での様々なリンガ・フランカや問題を解く上での鉄則が飛び交っていました。高さ共通三角形、くもはもくち、一苦労後(1965)に日韓基本条約などです。一つ一つ解いていく度に先生や、授業内でそれらを答えてくれた同じクラスの塾生さんに対する感謝がこみ上げてきました。私立でも都立でも対応できる先生の授業の素晴らしさには本当に感動します。同時に、先生の指示する本物の質の高い勉強をしていれば多くの塾が謳う「都立用の勉強」、「私立用の勉強」など存在しないのだということにも気が付きました(※C)。
三年間の勉強と合格を通して私が勉強する上で大事だと思ったことは、先生に叱られたときにいかにそれを自分の成長の材料として受け止めるかだと思います。「何糞!」と思って勉強に向かった時が私自身としては一番成長できると思います(※D)。
キャラベルでは本当に多くのことを学びました。勉強だけでなく、礼儀やマナー、この社会の現実などを面白い話を交えながら教えてくださいました。これからも、学問の師としてだけでなく、人生の師としても石崎勢樹先生を尊敬し続けていきたいと思います。三度目になりますが、本当にありがとうございました。
※A
自主課題をびっくりするほどやっておりませんで(笑)呼び出しして激怒した記憶があります

彼女はおそらく学年1位か2位(正式な発表はないので推定です)を何度か取っているような子なので、きっと勉強面で説教されたのは初めてかもしれません。
※B
こういう気持ちが大切です。
※C
いわゆる「対策」と呼ばれることに対し、当塾ではあまり力を入れていません。「対策」とは靴で言えばシークレットシューズみたいなものです。実際の姿よりも背伸びすることになるため、「そのテスト」に関してだけは実力以上に点数が取れることもありますが、「それ以外のテスト」に関しては弱さを発揮します。傾向が変わったり、志望校が変わったりした瞬間にジ・エンドです。それでは全く意味がありません。具体的に言えば、「慶應の英語は解きやすいが、早稲田の英語は自分には合わない(解けない)」というのは、本当に英語力があるとは言えないのです。
たしかに、大学受験においては「過去問を大量に解いて慣れさせる」という方法を採ることもありますが、高校受験においては今後のことも考え封印するようにしております。
※D
塾長のわら人形を壁に貼るのも効果的(民明書房『受験勉強で応用できる武術必勝法』より)
都立自校作成校、難関私立高校受験「進学塾キャラベル」(西東京市)