2026.03.03
合格体験記
凍てつくような、張り詰めた空気。
「小論文検査、はじめ」の合図とともに問題用紙を開く。
リード文の5文字に目が吸い寄せられた。
「生物多様性」
狙っていた環境論が出題されたのだ。
高揚していた。
温かい春の風が私の背中を優しく、力強く押しているような気がした。
私は、3年生からキャラベルへ通塾を始めました。
まず感じたのは塾としての丁寧さでした。
2年生のころに季節講習へ参加した某大手塾では講師どうしでの情報のやり取りの不十分さをはじめ、
塾のルールの説明など必要なことがとにかく抜けていたのを強く覚えています。
一方、キャラベルの丁寧さは格別でした。
初回授業で、3年生から入った人は少ないのにもかかわらず授業の半分を塾生ルールの読み合わせに使ったときは非常に驚きました。
次に印象に残ったのは塾生のレベルの高さです。
計算速度、知識量などの学力はもちろん、授業を受ける態度も公立中学校のそれとはまったく異なり、「塾」としての理想の空間だと感じたのを覚えています。
まずは自分と周りの差をできるだけ縮めようと思いました。
宿題を丁寧にやり、毎回の授業の復習をするという基礎の徹底をしました。
秋になるころには力がだんだんとついてきました。
特に、通常授業で青山高校の関数問題を全て解けた時の快感、喜びは今でも覚えています。
力がついてきた嬉しさをつぶすように、受験期は佳境を迎えました。
最もキツかったのが秋です。
HL 講習の復習・小テスト、通常授業の復習・小テスト、秋 TO DO に中学校の定期テスト。
自転車操業的な勉強のループを繰り返していた日々は耐え難いものがありました。
そんな日々の中で数少ない楽しみの一つだったのが授業中の先生の余談です。
先生の過去の逸話や哲学的な話など、今日はどんな余談があるのかとワクワクしていました。
(○○ゲームとスーパーウーマン4の話は絶対に忘れないと思いま
す。)
キャラベルの真髄は授業中の発展的な知識の話にあると思います。
哲学的な概念についての話、社会問題について、世界の理など、なかなか考えることの難しいことについて教えてもらうことで思考力が向上したと感じます。
受験のための付け焼刃をただ生徒に教えるのではない、本質的に頭をよくする授業でした。
このことは推薦入試でも十二分に発揮されました。
発展的な知識が書かれた先生のオリジナルプリント集「ネタ帳」。
これを理解すれば小論文の具体性、高度性、独自性をかなり高めることができます。
他の受験生よりも頭一つ二つ抜けた小論文を書けるに違いありません。
今回の入試でも練習どおりネタ帳のネタが使えると分かった瞬間の興奮と嬉しさは緊張をワクワクへと変えました。
入塾面談のときに「自校作成校に合格できる程度の力をつけて、武蔵野北に行く」という目標を立てて以来、石崎先生の操舵する帆船に乗り、いくつもの荒波を越えてきました。
そして、今、初志貫徹で目標を達成し、無事に航海を終えることができました。
最後にはなりますが、石崎先生、1年間のご指導本当にありがとうございました。
この1年間は将来思い返しても充実していたと感じる本当に厚みのある期間だったと思います。
キャラベルでの一生の学びを自信に、次の航海へと出ていきたいと思います!
繰り返しにはなりますが本当にありがとうございました!!
※Eくんは偏差値的にも内申点的にも、都立御三家(日比谷、西、国立)や都立四天王(左記+戸山)を十分に狙える実力を持っていました。その上で自分の好きな武蔵野北高校を選び、見事推薦入試で合格。3年後は、早慶はもちろん、国立大学も十分に狙えると思います。頑張ってください。
進学塾キャラベル 合格体験記