進学塾キャラベル

2026.03.12

おしらせ

中1生

教務

中1クラス  英単語&集中力のはなし

(1)中1クラスは次回「単語テスト」があります。

単語単独で覚えるのではなく、「a」という文字を付けて覚えてきてください。


たとえば、girlではなく、a girlと書くようにしましょう。


その意図・目的は授業内でお話したので、省略します。



覚え方


キャラベルでは、とりわけ中3クラスなどでは「目で見て覚える」→「思いだす」という方法を開校以来おすすめしています。リトリーバルという手法です。


しかし、語学学習の初期段階(例えば、小学1年生の漢字や中1の英語)では、「書いて覚える」という作業が大変重要であると同時に有効であることが知られています。リトリーバルはまだ早いということです。




本当は、学校の定期試験がなく、当塾が受験を目的とした進学塾でないのならば、中1英語は小学英語の延長として、音声英語を中心に導入したいところではあります。



語学の指導法には、文法訳読法、直接教授法、オーラルメソッド、オーラルアプローチ、コミュニカティブアプローチ、ナチュラルアプローチ、タスク中心教授法、内容中心教授法、コンピューター支援教授法、サイレントウェイ、サジェストペディア、全身反応法、認知体系学習、コミュニティ言語学習法など14の方法があります。



そして、論理的思考力が育ちきっていない7歳から13歳の帰国子女ではない子達への指導は、音声から入る方が上達は早くなります。しかし、受験や定期試験が控えている公立中学生には、その理想的な指導は現実的ではなく、書いて覚える型の勉強を3月段階から取り入れざるをえません


そこで、私の個人的な経験(中1の4月段階)を伝えておくと、

●まずは初見の単語を丁寧に20回ほど書き取りしていました。綺麗にノートに書いていき、ノートが英単語で埋まっていくのが楽しかったことを覚えています。

●次に、いったん覚えたかどうか「自分で」テストをしてみます。

●当然、書けない単語が出てきます。その単語をさらに10回書き取り。

●そして、再び再テストを「自分で」やってみます。

●この繰り返しで『満点を取れるようになったら』終了です。



(2)本日の中1クラスは説教の連続でした。



テーマ(笑)は・・・


「授業中の姿勢」「定数と変数(ハードとソフト)」「授業中の欠伸(あくび)はなぜ行儀が悪いのか」「先生が話を始めたら全ての作業をやめて黒板を向く」「整理のきほん」「集中力」と何と全6話。

過去あまり例のない日でした。


ただ、こうしたことを一つ一つできるようにしていけば、上位校合格だけでなく、就職偏差値も上がっていきます。




さて、上記の中で「集中力」について記しておきます。

ティモシーガルウェイによれば、集中力には4つの段階があります。


フェーズ1 知覚

最低レベルの集中力。外界からの情報を絶え間なくキャッチしてしまう状態。


フェーズ2 注意

知覚した情報の中から意図的に1つを選択肢し、その1つの情報に意識を向ける状態


フェーズ3 精神集中

1つの情報に意識を向け、さらにそれを一定時間継続できる状態


フェーズ4 一点への精神集中

最高レベルの集中状態。プロのアスリートが要求されているのはこのレベル。

(テニスプレーヤー、ゴルフプレイヤー、野球の打者、サッカーのPKなど)





授業中に要求されている集中力というのはフェーズ2~3のあたりです。




つまり、まずは様々な情報を知覚します。そして、その中から意識的に1つを選択し、一定時間継続することです。



さて、ここでみなさんが勘違いしやすいのは、「様々な情報を知覚し」の部分でしょう。


「本当に集中していたならば、周りの情報は一切入ってこないのではないか?」


と思う人も多いかもしれません。


しかし、周りの情報が一切入ってこない状態は「集中力がある」とは言えません。


これを車の運転に喩えてみます。



自動車を運転して、たとえば、スーパーまで買い物に行くとします。


その時、「自分の目的地はスーパーだから、その目的地以外の情報は一切目に入らない」というのは果たして集中力があると言えるでしょうか。



スーパー以外は目に入らない。横から子供が飛び出してくるのも気づかず、前からバイクが右折してくることも気づかず、信号が赤になったことも目に入らず、スクールゾーンに入ったので徐行しないといけないことにも気づかず、ひたすらにスーパーだけを目指している状態。

これはとてもではありませんが、集中力があるとは言えません。単なる危険人物です。



本当に集中力がある状態は、複数の知覚情報の中から「意図的に1つだけ」選択できる状態です。ですから、スーパーに向かって車の運転をしながらも、横から飛び出してきそうな子供、高齢者、危なかっしい運転をしている自転車、道路標識などなど様々な情報をキャッチしながら、慎重にものごとを進めていくことが本当の集中状態です。


授業(勉強)の話に戻ります。



キャラベルで授業をしていると、自分が問題を解いている時は、先生の話が一切耳に入ってこない子がいます。このタイプの子で成績が上がった子を私は一人も見たことがありません。大袈裟でなく、本当に一人も見たことがないです。


一方、日比谷、西、国立などの都立トップ校に合格する子達の話です。


授業中に私が机間巡視を行い、誰かの質問を受け、それに回答しているとき、都立トップ校に合格する子達は私の話をこっそりメモしています。自分が取り組んでいる問題に集中しつつも、私の話が耳に入ってきたら、さっとその情報を意識的に取りに行く。この高い集中状態と気配り・目配りする力を持っている子が都立トップ校に合格しています。


今年の中1クラス(にかぎりませんが)は、問題を解き始めると、私の指示が全く入ってこない子が数名います。


ではどうすれば良いのか。


集中力を高めるトレーニング方法などは、授業内でお話することもあるでしょう。


そうした場合はサッとメモを取るようにしてください。



都立自校作成校、難関私立高校受験「進学塾キャラベル」(西東京市)