進学塾キャラベル

2026.01.22

私立高校

慶応義塾高校(6期生Sくん)

慶応義塾高校に合格した子が合格体験記を書いてくださいました。

放心状態だった。これは夢なのか現実なのか、あるいは、幻でも見ているのか…。

慶應義塾高校の合格発表時、私の頭は真っ白だった。自分の受験番号がある、確かにあるのだ。後ろから声をかけられようやく我に返った。父だ。

「よかったな」

父はただそれだけ言った。それで十分だった。現実なのだ。



2014年の3月、私は「進学塾キャラベル」に入塾した。当時の私は学校の成績はオール4+α程度。「都立●●か●●あたりに行ければいいなぁ~」という状態だった。元々、“勉強大好き人間”ではなく、“必殺遊び人”だった私は、中学受験を経験しておらず、進学塾に通塾したこともなかったので、「高校受験」がどのようなものであるか、いささかの想像もつかなかった。

果たしてついていけるのか、不安は大きかった。「進学塾キャラベル」のことは、ブログを見ていたこともあり、「怖そうな先生だな」というのが第一印象だったのだが、入塾面談で石崎先生と初対面して、「意外と優しそうだな」という思いに変わった。

(↑入塾面談にいらっしゃった方、ほぼ全ての方に言われます。一体、ブログからどのようなイメージになっているのでしょうか・・・)



入塾面談の際、「自分は暗記型の勉強があまり好きではない。考える方が好きだ。」という本音を伝えたところ、石崎先生は「ホークスについて、600字程度で書きなさいと言われれば書ける?」と尋ねられた。私は根からのホークスファンだったため「勿論書けます」と即答した。「じゃあ、先生の好きな阪神についてはどう?」先生は次にそう尋ねられた。残念ながら私は阪神についてはほとんど無知であったため「それは……」と言葉を濁した。


「知識がないと考えることができないから何も始まらないでしょう」先生はこうおっしゃった。私はこの言葉に納得して「自分の師はこの先生だ」と思い入塾を即決したのだ。


石崎先生の講義は実に興味深く、数学の定理なども中学数学で証明できるものは全て正しい方法で証明してくださった。何事も原点からということだ。特に電子黒板を駆使した授業は教科を問わずとても分かりやすい。例えば国語では、黒板に文章を映し出して筆者の主張や大事な箇所に線を引いていく。授業中、誰ひとり「どこのことを言っているのかわからない」という人がいないので授業はスムーズに進み、受験までの限られた時間を有効活用できた。


また、石崎先生の雑談は5教科の勉強に直結しない内容も多々ある。しかし、それは作文の具体例で使うことができたり、教養として知っておくべきことであったりと、義務教育の壁を越えて高校へ進む一人の人間として必要最低限のことを教えてくださる。石崎先生は私たち塾生を「愚人」にしたくないのであろう。平安時代末期から明治初期にかけて普及していた実語教という本では「玉磨かざれば光無し。光無きを石瓦とす。人学ばざれば智無し。智なきを愚人とす。」と書かれている。学ばぬ人に未来はない。しかし学べば道は拓けてくる。先生は公立中学に進学した「学歴社会のレールから外れた人たち」の未来を明るく照らしたいのだ。


受験生であったこの1年は、私の人生に大きくプラスに働いたことは言うまでもない。またそれだけではなく、今までの自分の勉強法のどこが良くてどこを改善すべきなのか、他にどのような勉強法があるのかや、計画性を持つことの大切さを私は学んだ。この最高の学び舎で、これからも石崎先生という親鳥から多くのことを吸収し、大きく羽ばたく雛たちが育つことを望んでいる。