2026.02.13
都立国立
1年前、塾選びで何軒もの塾を回っていた時、私はキャラベルに出会いました。
面談の日。先生の優しい笑顔と話し方、そして今まで出会ったことのないような考え方に圧倒され、その場で入塾を決めました。
第1回の授業は、驚きでいっぱいでした。私語一つ聞こえず鉛筆の音とページをめくる音だけが響く教室。先生からの発問に、的確に答える生徒。学ぶ者の姿勢というものを知り、強く感動しました。
しかし、感動と同時に、自分の未熟さも思い知らされました。わたしは勉強が得意な方だと、ずっと思っていました。やらなくても出来る方だとも、少し思っていました。しかしキャラベルのレベルの高さに圧倒され私の自信やプライドは、打ち砕かれてしまったのです。プライドが壊された一方で、それでも初めはエンジンがかかりませんでした。そこで先生に頼んで個人的に宿題を出していただきました。キャラベルでは中3生は宿題がないからです。が、その量にまた驚きました。それまで通っていた塾の宿題量の5倍はありました。ああ、国立高校に受かるのには四月からこんな辛いこともやらなくちゃいけないのだなと、初めて思い知らされました。
その膨大な量の宿題をこなし、勉強習慣もついてきた頃、夏休みに突入しました。「夏休み400時間勉強した人は難関三校に受かっている」という先生のお言葉を聞き、意地でも達成しようと決心しました。部活に8月初めまで参加していたため、7月は100時間ほどしか達成していませんでした。このままではまずいと思い8月は1日13時間ほど勉強するようにし、どうにか400時間を達成することができました。これだけ勉強した、という事実とがとても大きな自信になりました。
二学期。定期テストでは中間・期末と、5教科450点以上をとることができました。期末では480点、過去最高点をとることができました。先生の「過去最高の準備をしてください」という言葉に応えようと必死に取り組んだ成果でした。結果、学校の成績はオール5をとることができました。
しかし、トップ校受験というものは、内申だけとればいいというようなそんな甘いものではありません。10月も終わろうとしている頃の模擬試験で、「努力圏」という結果を目の当たりにしました。正直、ショックでした。やはり国立高校は永遠に手の届かない場所にあるのかと、悲しくもなりました。それでも、石崎先生は常に私達を励ましてくださいました。
「まだ間に合うかもしれない。いや、間に合わせよう!他の塾ではなく、この塾に通っているんだから、何かが・・・奇跡が起こるかもしれない」
この言葉を聞いたとき、どれほど心強かったでしょう。一生この先生についていきたい、と改めて思いました。
冬休みは、不安と焦りがさらに、迫ってきました。とにかく時間が足りず、食べる間も寝る間も惜しんで机に向かっていました。夜ご飯は塾に向かう車の中でとり、ここだけの話ですがお風呂も3日にいっぺんに減らしました。お正月は合否を決める、と先生に伺っていたので1日17時間は机に向かっていました。
1月。推薦を受けるか受けまいか、決断をする時がきました。キャラベルの推薦入試対策に参加したのですが、そこでもまた他の方々のレベルの高さと、比べものにならない自分にショックを受けました。自分は推薦入試を受けるべき人間ではないのでは、と悩みました。そんな時、私の背中を押して下さったのは、やはり石崎先生でした。
「結果が例えだめだとしても、挑戦して良かったっていつか思えるから。挑戦してする後悔と、何もしないでする後悔は全く違うからね。」
受験するかどうか悩んでいる時にかけた電話で、先生はそのようにおっしゃいました。その後、一般入試で志望校を安全な学校に下げるかどうか迷った時にもこの言葉に背中を押されました。
結果的には推薦入試には合格しませんでした。それでも決して後悔などしていません。話すことと文章を書くこと、という私の1番の弱点が、先生の的確なご指導を受けることで少し克服することがでたからです。さらに、推薦入試の勉強は、一般入試の勉強にも良い影響を与えてくれたと思います。頭の回転も速くなり、1番苦手だった国語の点数も高くなりました。
2月上旬。私は私立の中央大学附属高校も受験し合格しました。先生が教えてくれた方法で10年分の過去問を解いたので、1週間近くは都立対策が出来ませんでした。ですが、都立入試の本番、中附を抑えたことで精神的に安心して受験できたところはあると思います。
そしてとうとう、都立入試前日、塾の最終日でした。少し涙が出ました。明日に控えた入試が不安だから、というよりは、塾が終わってしまうことや、石崎先生の生徒ではなくなってしまうことが寂しくて涙が出ました。
入試本番、失敗したと落ち込みましたが、不合格になっても後悔はないと感じました。出来ることは全てやった(今冷静に考えてみると宿題をやり忘れたり小テストで満点ではないことが多かったりと、後悔するべきところはたくさんありますが)と、達成感を感じました。何より勉強量だけは国高を受験した誰よりも負けていないという自信が、自分の誇りになりました。
合格発表の日、不合格を覚悟して重い足取りで国立高校に向かいました。自分の番号を見つけた時、思わず「えっ?」と言ってしまいました。何度も何度も番号を確認しました。本当に合格していました。涙が溢れ出てきました。今度は嬉し涙です。ぼやけた風景に、石崎先生の顔が浮かびました。石崎先生への感謝の想いが込み上げてきて、もっと涙が出てきました。
それから毎日母と「本当にキャラベルでよかったね。」「うん、お母さんキャラベル見つけてくれてありがとう」というくだりを繰り返しています。
石崎先生、1年間本当にお世話になりました。キャラベルで学んだことは一生忘れられません。先生の名言集は一生の宝物です。先生の授業も、面白いお話も、厳しいお説教も、そしてキャラベルという同じ船に乗った仲間と、全力で頑張った経験も、きっと忘れることはありません。
繰り返しになりますが、本当にありがとうございました。石崎先生無しでは、入試日である2月22日に国高の校門をくぐることさえありえませんでした。石崎先生と、それから全力でサポートしてくれた両親のおかげです。
小学校卒業の時期、国高に漠然とした憧れを抱きました。それからはや3年。桜舞う季節にあの校門をくぐることができると思うとワクワクします。まだ信じることができません。夢ではないか、現実なのかと、毎朝心配になりますが、今この合格体験記を書いているということは、どうやら本当のようです。
国高ライフを全力で楽しむとともに、大学受験に向けて3年間を駆け抜けていきたいと思います。先生から教わったように、反復と基礎を大切にして、また、高校受験を頑張った自分を誇りにして、3年後に再び良いご報告ができるように頑張ります。
都立自校作成校、難関私立高校受験「進学塾キャラベル」(西東京市)