2026.04.14
中1生
中2生
檄文
中2クラスは
① 前回の4月10日(金)に数学のテスト(テスト範囲2ページ)を行いました。そこで再テストの子が10名ほど。
② そして、前回の授業最後に、漢字テスト(テスト範囲2ページ)と英作文のテスト(テスト範囲1ページ)を課題として出しました。
↓
つまり、数学が再テストになってしまった子達は、本日テストが3枚となってしまいました。
結果・・・
やはり、英語も数学も壊滅的な状況。
それどころか、数学の再テストに至っては、前回と全く同じ問題であるにもかかわらず、前回の点数よりも、さらに点数を下げてしまった子が2名。
問題点その1 キャパシティの低さ
そもそも、上記①②の「数学のテスト範囲」、「漢字テストの範囲」、「英作文の範囲」を全て合計してもたったの5ページです。勉強する時間は週末の2日間あります。
2日間でたった5ページを覚えてくることができないというキャパシティの低さが今後における最大の問題です
※キャパシティ:「1回で理解・記憶・処理できる知識量や情報量」ならびに「継続して学習に取り組める勉強体力(精神的・時間的な限界)」
これでは学校の定期試験で点数が取れないのは当然です。だって、学校の試験勉強って、2週間で5科目~9科目の勉強をするわけですよね?試験範囲の合計は、ワークも含めると100ページは優に超えますよね?
2日間でたった5ページがマスターできない子がこなせる量ではないです。
問題点その2 やり切ることができないメンタリティ
そもそもの失敗の始まりは、先週金曜日のテストにあります。
そこできちんと勉強をしてこないから、再テストという借金が貯まってしまう。
それによって、本日の月曜日のテストが、他の子に比べて多くなってしまう。
その上、本日体調不良で欠席してしまった子もいましたが、その場合は次回のテストが4種類になってしまいます。
完全に悪循環のループに入ってしまいました。借金と同じ仕組みで、一度溜め始めると雪だるま式に膨れ上がるのです。
そもそもですが、
先週金曜日の数学のテスト勉強をもう少し頑張っていれば、あと少し反復して完璧にしておけば、こんなことにならなかったのです。
ところが、勉強が苦手な子達は、この「やりきる」がとにかく出来ません。
「最後までやる」「仕上げる」という概念がない。
常に途中でやめてしまうのです。
諦めること、途中でやめること、中途半端に終えることが、体に染みついています。
何一つやりきった経験のないまま、社会に出て行くことになります。
<見えない負債>
この春から塾に入った子達もいます。
もし塾に入ってなかったらどうなっていたか。
もちろん、小テストに追われることはありません。毎日、こんな思いをしないで過ごせます。
この小テストの勉強をしている時間を趣味、遊びの時間に使うこともできることでしょう。
じゃあ、塾に入らなければ良かったのか。
答えはノーです。
実は、目に見えてないだけで、やらなければならないことは毎日ドンドンたまっています。
塾に通っている子はそれらを中1、中2の頃からやっている。
一方で、通っていない子はそれらに気づかぬまま中3に突入していく。
だから、中3になってから塾に通い出しても、処理スピードも記憶力も鍛えられていないから高校受験に間に合わない。
さらに、もっと長い人生の話にまで拡張してみます。
こうやって積み重ねてった差は、もう大学生の頃には埋められない差になっています。
たとえば、大学生になり、「公務員試験でも受けようか」と考えて勉強を始めたとします。
早慶、東大、一橋の子達のように、大学受験をクリアしてきた子達(推薦入試、年内入試、附属上がりの子達は除きます)は、記憶力、スピード、勉強体力が鍛えられています。
それに対して、大して勉強をせずに大学生になってきた子達は、そうした基礎能力が鍛えられていません。
いくら読んでも法律の条文が理解できない、いくら覚えようとしても法律が覚えられない、そもそも机に座って何時間も勉強する集中力すらない。
これが中高6年間で受験勉強をしてきた子達とそうでない子達との埋められない差です。
まずは、毎回の小テストをやり切る。
これが全てです。
2つ前のブログで、法政大附属高等学校に合格した子の合格体験記を載せました。
https://jukucaravel.com/student-voice-2026-housei/
その中にあった文言を引用します。
「あの時やるべきだったもののための時間はあのときしかありませんでした。」
これが全てです。
その1枚1枚、1日1日を大切にしなさい。
それが出来ない子達は、高校受験も大学受験も絶対に合格できないですし、資格試験も合格できません(合格できないどころか、たぶん勉強を始めて数週間で投げ出します)。
だからこそ、今この瞬間から変えていく必要があります。
実際、中1の頃から真面目にやってきたメンバーは、小テストをやっていてももの凄いスピードで終えます。1年間でこんなにも成長するものです。
とにかく、1日ずつ目の前のことをやり切ることです。
この手の話は過去の偉人達も似たようなことを言っています。いくつか列挙しておきます。
最も高い目標を達成するには、一歩一歩進むしかない(アンドリュー・カーネギー)
どんなことでも、何かを達成する場合にとるべき方法はただひとつ、一歩ずつ着実に立ち向かうことだ。これ以外に方法はない。(マイケル・ジョーダン)
小さなことを積み重ねることが、とんでもないところに行くただひとつの道(イチロー)
一歩一歩の積み重ねが、実は魔法のような相乗効果を生む(稲盛和夫)
一日の仕事を終えて、「今日は自分ながらよくやった」と、自分で自分の仕事をたたえることができる人、それを持続できる人こそが、世の中の成功者といえるのではないか(松下幸之助)
常に一歩前進することを心がけよ。停止は退歩を意味する(野村徳七)
小さな仕事に分けてしまえば、何事も特に難しいことはない(ヘンリーフォード)
多くのことをなす近道は、一度にひとつのことだけをすることだ(モーツアルト)
過去を変えることはできません。しかし、今この瞬間から自分を変えていくことは、誰にでもできます。
一歩ずつ、目の前の小テストを「やり切る」ことから始めましょう。
エピソード1
数学の再テスト組の子達は、概して英語と漢字も出来ていませんでしたが、一方でぜひ紹介しておきたい事例も・・・
まだ、入会したばかりの新入生。本日は入会して2回目の授業。
本日の英語の小テストは、まだ習っていない単元でした。ですから、私は「今回のテストはやらなくていいよ。漢字の勉強だけしてこよう」と伝えたのですが、新入生のうちの1名は自主的に勉強してきて満点を取ってきました。
これです。
こうやって差が付いていくのです。
エピソード2
昨年何度も注意され叱られたSくん(武蔵野4中)。新学期になり、テスト勉強をきちんとしてくるようになりました。汚かった文字も少しずつ改善されており、作業スピードもめちゃくちゃ速くなっています。
改善の見られる子とそうでない子の差が激しくなっています。
進学塾キャラベル 西東京市